「保護者の了承あった」中学生7人に体罰繰り返す 37歳の男性教諭 - 神戸新聞(2018年9月12日)

https://kobe-np.co.jp/news/sougou/201809/0011633360.shtml
http://archive.today/2018.09.13-010500/https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20180912015.html

指導する運動部や担任するクラスの男子生徒7人に体罰などを繰り返したとして、神戸市教育委員会は12日、同市西区の市立中学校に勤める男性教諭(37)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。男性教諭は現在休職しているという。
市教委によると、男性教諭は2017年4月から1年間、部活動中にふざけたり、授業中に私語をしたりした生徒計7人を注意した際、頭をたたくなどした。部員2人は一時不登校になった。男性教諭は「保護者の了承があり、けがをさせない程度なら許されると考えた」と説明した。過去に保護者からの体罰の指摘を受けて校長が確認した際は否定していたという。
このほか今年6月に同区の別の市立中学校で、中学総体の壮行会に部活動の帽子を忘れた男子生徒のほおを平手でたたくなどしたとして、顧問の男性教諭(39)を停職1カ月とした。
一方、市消防局は12〜17年度、施設修繕の随意契約や物品購入の際、必要な複数業者からの見積もりを取らなかったとして、男性消防職員(59)を減給10分の1(1カ月)、所属長の課長級の男性消防職員(56)を戒告とした。