http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018031901002297.html
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自民党の細田博之憲法改正推進本部長らがまとめた憲法9条改正の修正条文案が19日、判明した。戦力不保持などを定めた9条2項を維持しつつ「必要な自衛を目的として、自衛隊を保持する」と明記した。これまでは内閣法制局の国会答弁などを踏まえ「必要最小限度の実力組織」として自衛隊を保持するとの案で取りまとめる方針だったが、党内から定義があいまいなどの異論が出たため削除した。党関係者が明らかにした。
政府は自衛隊に関し「自衛のための必要最小限度の実力組織」で戦力には当たらず、合憲と解釈してきた。この表現に疑問を呈する石破茂元幹事長らの理解を得る思惑もあるとみられる。(共同)