「森友」近畿財務局職員が自殺=「森友」交渉に関与か - 時事ドットコム(2018年3月9日)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180309-00000066-jij-soci
http://archive.today/2018.03.09-043604/https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180309-00000066-jij-soci

学校法人森友学園大阪府豊中市の国有地が格安で売却された問題で、学園側との交渉を担当した部署に所属していた近畿財務局の男性職員が兵庫県内で死亡していたことが9日、関係者への取材で分かった。
自殺とみられる。県警などが詳しい状況を調べている。
警察関係者によると、男性職員は数日前に神戸市内の自宅で死亡しているのが見つかった。事件性はないとみられ、自殺とみて調べている。国有地売却問題との関連は不明。
男性職員は近畿財務局が学園側と交渉していた当時、国有財産を管理する部署に所属。この部署の幹部職員が学園前理事長の籠池泰典被告らとの直接交渉に当たっており、死亡した男性はこの職員の直属の部下だった。
一連の問題では、この幹部職員と学園側が2016年に交渉した際のものとされる音声データの存在が明らかになっている。音声では、籠池被告が「グーンと価格を下げて」と求め、幹部職員とみられる男性が「ゼロに近い金額まで努力している」などと応じていた。
一連の問題については、大阪地検が背任や公用文書毀棄(きき)容疑などの告発を受け捜査しており、近畿財務局職員らからも事情を聴いている。
近畿財務局は取材に「情報を把握しておらず、個人情報でもあるので答えられない」としている。