自民 伊吹氏「国民投票否決は首相の責任」 - 毎日新聞(2018年2月22日)

https://mainichi.jp/articles/20180223/k00/00m/010/018000c
http://archive.today/2018.02.23-012940/https://mainichi.jp/articles/20180223/k00/00m/010/018000c

二階派の会合 慎重な改憲論議求める
自民党伊吹文明衆院議長は22日、自身が所属する二階派の会合で、安倍晋三首相が目指す憲法改正案が国民投票で否決された場合について「責任は実質的には最大与党の総裁にある」と述べた。首相辞任につながる可能性に触れ、慎重に改憲論議を進めるよう求めた。
また「自衛隊」を明記する改憲に、9条第2項(戦力不保持)の維持・削除の両論があることについて、伊吹氏は「法理的には2項削除が正しい」と指摘。ただ「法理的に正しいことは、人間社会ではほとんど正しくない」とも語り、2項維持で党内意見を集約すべきだとの考えを示した。
【田中裕之】