大阪市教委 バレー部員6人に常習的体罰 講師を懲戒処分 - 毎日新聞(2017年11月24日)


https://mainichi.jp/articles/20171125/k00/00m/040/067000c
http://archive.is/2017.11.30-001710/https://mainichi.jp/articles/20171125/k00/00m/040/067000c

顧問を務めている男子バレー部の部員6人に常習的に体罰をしたなどとして、大阪市教委は24日、市立中学校の男性講師(29)を停職3カ月の懲戒処分にした。講師は同日、依願退職した。他の教員に見られないように、男子バレー部が体育館を使う日を選び、倉庫などで体罰をしていたという。
市教委によると、講師は今年5〜10月、2年の部員6人に対し、腹部を蹴ったり頭をたたいたりしたほか、「殺すぞ」などと言ったという。部員にけがはなかった。
10月18日に6人の右頬を1回ずつ手の甲でたたき、翌日に保護者が学校に通報して発覚した。講師は「チームを強くしたかった。イライラしてつい手が出た」と話しているという。7月に校長が体罰をしていないか確認したが、講師は否定していた。市教委は校長を文書訓告にした。【椋田佳代】