11/3”国会前:9条改憲反対集会”〜元NHKプロデューサー永田浩三氏が名指しで、何と伊藤詩織の件について語りだした。 - 異教の地「日本」 〜二つの愛する”J”のために!(2017年11月4日)

http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/a0ed3ee0e2b87c27b97c23c98a32443e

(書き起こし引用 https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1527247117362052&id=100002303361854)
 
永田浩三

「国会前のたくさんの人達の中に、木村まきさんが来られています。先程まで学生達と一緒に木村まりさんのドキュメンタリーの撮影をさせて頂いていました。横浜事件という戦前戦中最大の、言論弾圧事件をご存知だと思います。治安維持法という悪法によって、木村さんの連れ合い木村亨さんを始めたくさんのジャーナリストが拷問を受け、獄死し捏ち上げによって有罪となりました」

「それから72年、木村亨さんは再審の無罪の声を聞く事なく亡くなりました。妻のまきさんが、夫の意志を引き継いで国を相手に裁判を続けておられます。再審の扉が開かれなかったのは、国が裁判資料を故意に燃やしてしまったからです。何故文章を燃やしたのか?その事を巡って木村さんは今戦っています。国の主張はこうです、『国は間違う事などないのだ』と。国がやる事に間違いはない、しかし本当にそうでしょうか?」

「最近の安倍政権を見ても、間違いだらけではありませんか?(そうだ〜)森友学園加計学園、高江や辺野古の基地建設強行!文書は隠され、疑惑だらけなのにも関わらず昨晩は、獣医学部の認可のニュースが流されました。何という不公正が罷り通っているんでしょうか!!」

「どうしてもここでお話ししたい事があります。伊藤詩織さんが受けたレイプ事件です。先日詩織さん自身が、外国人記者クラブで記者会見をしました。どれ程のどれ程の、勇気がいった事でしょうか?レイプの容疑がかけられているのは、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏です。山口氏は『総理』という著書を著し、安倍総理の覚えがめでたい人物です。その山口氏に対して高輪警察署が取り調べをし裁判所が逮捕状の請求を認め、空港で山口氏の逮捕が為される寸前、警察官の携帯電話が鳴り逮捕は見送られました」

「待ったをかけたのは、当時警視庁刑事部長の中村格氏でした。中村氏はこう語ったといわれています、『TBSの幹部記者だったから守った』と。つまり大手メディアの主要ポストの人間は自分達警察の仲間であり、詩織さんという女性よりも大切なのだと中村氏は考えたんです。中村氏は以前は菅官房長官の秘書官でした。3年前、クローズアップ現代のスタジオで、集団的自衛権閣議決定を巡って菅氏に国谷キャスターが、何度も質問した事に対して放送後脅しをかけたのも中村氏だと言われています」

「ジャーナリズムの基本は、暴走する権力の監視です。(そうだ〜)そうしたジャーナリズムが、権力と癒着しレイプを揉み消してもらって良いのでしょうか!?安倍政権は間違えます。国の最高法規である憲法を、間違いだらけで権力を私物化する安倍政権の好き勝手にする事は断じてなりません!立憲主義とは、憲法によって国家の暴走に歯止めを掛ける事をいいます。ジャーナリズムとは、人々の知る権利に奉仕し、国家の悪を暴き、暴走を食い止め、声を上げられない人達の為に小さな声をすくい上げ、弱い人の側に立ち、より良き世の中を作っていく為に貢献する事です!」

「ジャーナリストが、安倍政権のご機嫌を伺ったり、嫌疑を揉み消してもらったり、擦り寄ったりしては断じてなりません!!ジャーナリズムが奉仕すべきは、市民、視聴者、読者です!どうか!心あるジャーナリストを守り育てましょう!良きジャーナリズムを応援していきましょう!そしてこの傲慢で!聞く耳を持たない!安倍政権を今度こそ倒しましょう!!」

「安倍9条改憲NO!全国市民アクション11・3国会包囲大行動」2017.11.3 @国会正門前 1:30:56頃より