公明山口代表、改憲発議「そういう状況にない」 - 読売新聞(2017年8月7日)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170806-OYT1T50138.html
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公明党の山口代表は6日、広島市内で記者会見し、憲法改正について「成熟した国民の合意形成が確かめられてからの改正になるべきだ。今はそういう状況にはない」と述べ、早期の国会発議に慎重な姿勢を示した。
安倍首相(自民党総裁)は5日のテレビ番組で、「まずは与党で(改正)案を考えなければならない」と述べたが、山口氏は「与党は内閣を支えるための枠組みだ。憲法改正は与党の枠組みはあまり意味がない」と与党案作成に否定的な考えを示した。
これに関連し、公明党の漆原良夫中央幹事会長は6日放送のラジオ日本の番組で、首相が2020年の憲法改正実現を目指す考えを表明したことについて、「国民から見れば数の論理で強行していくと映った。首相への不信感の一つとなっている」と指摘した。