子どもの7人に1人は貧困…国民生活調査 - 読売新聞(2017年06月28日)

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170627-OYT1T50137.html
http://archive.is/2017.06.28-001354/http://www.yomiuri.co.jp/national/20170627-OYT1T50137.html

18歳未満の子どもの貧困率は、過去最悪だった13年の前回調査(データは12年時点)より2・4ポイント減って13・9%だった。子育て世帯の収入上昇などでやや改善しているものの、依然として、7人に1人の子どもは貧困に陥っている。
調査は毎年実施し、医療や福祉などの基礎データを分析。今回は貧困や介護などの状況について、分析対象を増やした。
貧困の調査では、15年時点のデータを基に、国民の所得を上から順番に並べ、中央にいる人の所得の半分(15年は122万円)に満たない人の割合を「相対的貧困率」として推計。全体の貧困率は15・6%(前回比0・5ポイント減)で、1人親世帯の貧困率は50・8%(同3・8ポイント減)だった。