国民生活調査 子どもの貧困13.9%、12年ぶり改善 - 毎日新聞(2017年6月27日)

https://mainichi.jp/articles/20170627/k00/00e/040/180000c
http://archive.is/2017.06.27-081106/https://mainichi.jp/articles/20170627/k00/00e/040/180000c

7人に1人と、なお高水準
厚生労働省は27日、2016年の「国民生活基礎調査」を公表した。経済的に厳しい家庭で育つ17歳以下の子どもの割合を示す「子どもの貧困率」(15年時点)は13.9%と前回調査(12年時点)より2.4ポイント低下し12年ぶりに改善した。国民全体の中で生活の苦しい人の割合を示す「相対的貧困率」(15年)は前回より0.5ポイント下がり15.6%だった。子どもの貧困率の改善について、厚労省は「景気が回復し、子育て世帯の雇用や収入が上向いたため」とみている。