自民、年内にも党改憲案 - 東京新聞(2017年5月19日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017051902000126.html
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自民党二階俊博幹事長と党憲法改正推進本部の保岡興治本部長は十八日、党本部で会談し、安倍晋三首相(党総裁)が取りまとめを指示した党改憲案について、早期の取りまとめを目指すことを確認した。年内にも結論を出す方向で議論を進める。
保岡氏は会談後、記者団に「できるだけ急いで国民に具体案を示す」と説明した。
会談では、推進本部の態勢を強化する方針で一致。同本部と別に、改憲草案の起草委員会を設ける案もあったが、設置は当面見送られる見込み。
保岡氏は記者団に、党内で検討する改憲項目について、首相が挙げた自衛隊を明記する九条改憲や高等教育の無償化に加え、大災害など緊急事態での国会議員の任期延長を例示。「具体案を明確にして、国民に憲法改正の関心を持ってもらう。わが党がリードして憲法改正の新しい段階に入っていくことが必要だ」と話した。
会談には下村博文幹事長代行、推進本部の上川陽子事務局長らも同席した。