安倍首相 改憲へ「歴史的一歩を」 論議加速へ強い意欲 - 毎日新聞(2017年5月1日)

https://mainichi.jp/articles/20170502/k00/00m/010/058000c?inb=ys
http://archive.is/2017.05.02-003656/https://mainichi.jp/articles/20170502/k00/00m/010/058000c?inb=ys

安倍晋三首相は1日、超党派新憲法制定議員同盟(会長・中曽根康弘元首相)が東京都内で開いた「新しい憲法を制定する推進大会」に出席し、「憲法改正という大きな目標に向かって、この節目の年に必ずや歴史的一歩を踏み出す」と述べた。同会合で現職首相があいさつしたのは初めてで、改憲論議の加速へ強い意欲を示したものだ。
首相は「憲法を不磨の大典と考える国民は少数になり、いよいよ機は熟してきた。理想の憲法の具体的な姿を国民に示す時だ」と述べ、早期の改憲草案の策定に意欲を示した。また衆参両院で改憲勢力が3分の2以上を占めたことを挙げ、「自民党は圧倒的第1党として憲法審査会の議論をリードする」と強調した。【松倉佑輔】