国際的な視点からと林最高裁判事 就任会見で抱負 - 共同通信 47NEWS(2017年4月11日)

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最高裁判事に就任した前駐英大使の林景一氏(66)が10日、最高裁で記者会見し「国際的な視点や潮流を踏まえた考え方を提示することで、少しでも貢献したい」と抱負を語った。
戦後秩序が揺らぎ、世界全体が大きく動いていると指摘し「どう進むべきか、日本も見つめ直さなければならない。司法府も変化が求められていることを念頭に置く必要がある」と述べた。
政府が今国会に提出した「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案への直接の言及は避けたが「重大犯罪の合意」などを犯罪化するよう求めた国際組織犯罪防止条約については「(日本も)早く締結できればいいと思う」と語った。