都教委の五輪読本「憲章に違反」国旗国歌記述で監査請求 - 共同通信(2017年3月27日)

https://this.kiji.is/218918768639067639?c=39546741839462401
http://archive.is/2017.03.28-065848/https://this.kiji.is/218918768639067639?c=39546741839462401

東京都教育委員会が独自に作成した2020年の東京五輪パラリンピックを紹介する「学習読本」について、国旗、国歌を巡る記述が五輪憲章の精神に違反し、配布にかかった費用は違法な支出に当たるとして、都民約110人が27日、中井敬三教育長らに約1億6千万円の返還を求めるよう住民監査請求した。
都教委は昨年3月、授業で五輪の歴史などを学べるよう、都内全ての小学校、中学校、高校に学習読本を配布した。
監査請求書などによると、学習読本は表彰式の形式について「国旗が掲揚され」「国歌が演奏されるときには敬意を表し、起立して脱帽する」(中学校編)などと記載。