東芝「解体」へ加速、虎の子の半導体も過半数売却へ - 週刊ダイヤモンド編集部(2017年2月17日)

(1/2)http://diamond.jp/articles/-/118385
(1/2)https://megalodon.jp/2017-0217-1124-43/diamond.jp/articles/-/118385

原子力事業で7000億円を超える損失を計上する東芝。今期末に債務超過を解消できず、東証2部に降格する情勢だ。元凶の原発事業を抱えたまま、稼ぎ頭の半導体事業は来期にも過半の株式売却に追い込まれることになった。“東芝解体”は想定を超えるスピードで現実化しつつある。(「週刊ダイヤモンド」編集部 村井令二)

(2/2)http://diamond.jp/articles/-/118385?page=2
(2/2)http://megalodon.jp/2017-0217-1502-57/diamond.jp/articles/-/118385?page=2
東芝社外取締役を務める経済同友会の小林喜光代表幹事は、14日の同社取締役会直後の記者会見で原発事業に関して「このような産業が一企業で成り立つのか考えなくてはならない」と述べ、民間企業が運営する是非を問い掛けた。
「悪い原発を残して、良い半導体を売る。これが果たして正しい経営なのか」。14日の取締役会で、ある社外取締役は呻いたが、東芝解体の流れを止めるすべは、誰にも見つけられていない。