解除できるのか 豊洲“時限爆弾” 専門家も指摘 豊洲市場開場より「築地存続」がお得の根拠 - 日刊ゲンダイDIGITAL(2017年1月29日)

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198476

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198476/3
■テナント収入は10年で4000億円
築地再整備を訴える構造設計集団(SDG)代表で1級建築士の渡辺邦夫氏もこう言う。
「まず、築地市場の地上に20メートルの柱を何本も立て、その上に3層の構造物(人工地盤)をのせる。さらにその上に6階建ての建物を建築する。計10階建てで、70メートル前後の高層建築物を造る。1〜3階をショッピングセンターにして、4〜6階に市場を造り、7〜10階はオフィス。これなら、工事中に1階部分で業者も仕事を継続できます。おそらく工期は9年ほど。立地がいいので、10年程度のテナント契約で約4000億円の収入が見込めると思う」
渡辺氏の案は2010年、当時の都議会民主党が再整備案を公募した際に示されたものだ。小池知事はこの「渡辺案」を復活したらどうか。