独強制収容所の門扉発見 ノルウェー、14年に盗難 - 東京新聞(2016年12月3日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016120301000927.html
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【ベルリン共同】ドイツ南部バイエルン州の警察当局は2日、同州ダッハウにあるナチス強制収容所跡から2014年に盗まれた鉄の門扉が、ノルウェー西部ベルゲンで見つかったと発表した。
この門扉にあるドイツ語表示「アルバイト・マハト・フライ(働けば自由になる)」は、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の舞台となった収容所での象徴的スローガンだった。
警察によると、発見時の詳しい状況は不明だが、匿名情報が発見のきっかけとなった。
門扉は縦約190センチ、横約95センチ、重さ約100キロ。14年11月1日深夜から2日早朝にかけて、何者かに持ち去られた。