豊洲市場、地下の大気から水銀…国指針の7倍 - 読売新聞(2016年10月15日)

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161015-OYT1T50018.html
http://archive.is/2016.10.15-011052/http://www.yomiuri.co.jp/national/20161015-OYT1T50018.html

東京・豊洲市場江東区)の建物の地下空間で都が採取した大気から、国の指針値の最大7倍の水銀が検出されたことが、関係者への取材で分かった。
15日の専門家会議で公表され、今後、同会議で安全性を評価する。
都は9月29〜30日と10月6〜7日の2回、市場建物の1階部分と地下空間、屋外の大気を採取し、ベンゼン、シアン、水銀の濃度を調査。その結果、ベンゼンとシアンは基準を下回るか、不検出だったが、水銀は青果棟の地下3か所で、指針値(1立方メートル当たり年平均値0・04マイクロ・グラム以下)の5〜7倍となる0・20〜0・28マイクロ・グラム、水産卸売場棟の地下2か所でもわずかに指針値を上回った。