首相、自民改憲案固執せず 財政再建へ「不退転」 - 東京新聞(2016年9月30日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016092901001576.html
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安倍晋三首相は29日、参院本会議での代表質問で、憲法改正について「特定の党の主張が、そのまま通ることがないのは当然だ」と述べ、衆参両院憲法審査会で議論する際、自民党が2012年にまとめた改憲草案に固執しない考えを示した。財政再建の目安である基礎的財政収支プライマリーバランス)の20年度黒字化の目標に関して「経済・財政一体改革を不退転の決意で断行し、経済再生を図りながら実現していく」と強調した。
改憲議論を巡って、首相は「大切なのは各党がそれぞれの考え方を具体的に示すことだ」とし、各党に見解を示すよう改めて求めた。
(共同)