http://bylines.news.yahoo.co.jp/yahooroupeiroapp/20160729-00059631/
和歌山カレー事件の林眞須美や東京・埼玉連続幼女殺害事件の宮崎勤、そして、奈良女児殺害事件の小林薫――。いずれも日本社会を震撼させた殺人事件の被告人として、死刑判決を受けた者たちだ。月刊誌『創』の編集長・篠田博之は、これら死刑囚の「手記」を自らの雑誌で公表してきた。最近はインターネットでも、受刑者や被告人から届いたメッセージを公開している。その多くは世間で極悪人と断罪される犯罪者である。なぜ、そのような者たちの肉声を社会に届けようとするのか。その「発信の原点」はどこにあるのだろうか。