改憲「民進が『ダメ』というものはダメ」 公明・斉藤氏 - 朝日新聞(2016年7月16日)

http://www.asahi.com/articles/ASJ7H7DH0J7HUTFK018.html
http://megalodon.jp/2016-0716-2017-49/www.asahi.com/articles/ASJ7H7DH0J7HUTFK018.html

公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は15日のBSフジの番組で、憲法改正について「民進党が『これはダメ』というものはダメだ」と述べ、野党第1党の民進党が加わらない形で、国会が憲法改正を発議(提案)することは受け入れられないという考えを示した。
斉藤氏は「野党第1党も含めて国会が発議し、国民分断の国民投票にしてはならないというのが国会の憲法審査会のコンセンサスだ」とも指摘。「幅広い合意を得るには時間を設定してはだめで、ある意味時間がかかる」と語った。
また、自衛隊集団的自衛権も行使できる「国防軍」に変える自民改憲草案については「戦後70年積み上げた議論を大事にすべきで、現実に議論を始めた時に収拾がつかなくなるような気がする」と懸念を示した。
斉藤氏は番組終了後、公明党改憲項目については「3、4年かけては憲法審査会の議論に間に合わないので、個人的には、半年から1年かけてまとめたい」と記者団に語った。