若者の投票「自分の未来」左右 住民票移してなくてもOK - 東京新聞(2016年6月26日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016062602000116.html
http://megalodon.jp/2016-0626-1031-07/www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016062602000116.html

「十八歳選挙権」が実現する参院選で、親元を離れて大学に通う学生たちに不在者投票を呼び掛け、投票率向上を目指す取り組みが、インターネットを通じて広がっている。呼び掛けを始めた一橋大大学院言語社会研究科の小岩信治教授(48)は「住民票を移していないから投票できない、とあきらめる学生も多いが、投票できる仕組みがあることを広めたい」と話す。 (大平樹)
「100% Go Vote!(全員、選挙に行こう!)」。取り組みを紹介するホームページ(同名で検索)には小岩教授が研究室の学生らと作ったチラシが載っている。
チラシは、親元を離れているか、住民票を移しているか、投票日に帰省できるかなどの項目をたどると、自分に合った投票方法と必要な手続きが分かる仕組み。憲法学者や俳優の石田純一さんら著名人も共感し、投票の大切さを呼び掛けるメッセージを寄せた。