都議会議員たちのリオ五輪視察は、やっぱり遊びだったことが判明。「批判されたし、選挙が怖いので行くのやめます!」 - おときた駿東京都議会議員ブログ(2016年6月24日)

http://otokitashun.com/blog/togikai/11800/
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こうした批判をかわすためか、都議会自民党は素早く
「視察自体は必要なので、今回は自費で議員を派遣する」
という発表を打ち出しました。
この危機対応の素早さは流石だとある種の感心はしますけど、
だったら今後の視察もすべてそうすれば良いと思います。
あと上記の本文の中で、「中止するに至りました」って他人事のように書いてありますが、
実質的にその主導権を持っているのは都議会自民党なんですけどね!
しかも理由を「経費高騰」の一言に押しとどめて、
増員や辞退枠の山分けといった批判の多いプロセスについては、なんら釈明なし。
舛添前知事にあれほど求めた「説明責任」は、一体どこにいったのでしょうか…?
自民党だけでなく、辞退枠を山分けした民進党民進党都議団(旧維新の一部)にも、
同じくこの点については説明責任があると思います。経費が高騰するなんて、
4月の時点では明らかにわかっていたことですから。
「やめたら終わり」が済まされるなら、
舛添前知事の最後の去り際を批判することはできません。

舛添知事の高額海外出張経費を激しく糾弾する一方で、
自分たちは増員や辞退枠の山分けをしてまで、リオ五輪大名出張を企画する。
批判を浴びれば選挙を恐れて手のひらを返して、誰一人(議長すら!)行かないと白紙撤回する。
この一連のプロセスは稚拙極まりないもので、
都民の批判を免れることはできないと思います。