祖母と母殺害 少年に家裁移送決定 - テレビ神奈川(2016年6月23日)

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去年5月、横浜市の自宅で母親と祖母を殺害したとして殺人の罪に問われていた16歳の少年の裁判員裁判で、横浜地裁は23日、少年を横浜家裁に移送する決定をしました。
この裁判は去年5月、横浜市戸塚区の自宅で母親と祖母を包丁で何度も刺して殺害したとして、当時高校1年生で現在16歳の少年が殺人の罪に問われていたものです。
少年はこれまでの裁判で起訴された内容を認めていて動機については「話すものが存在しない」「興味がない」などとしていました。
23日の裁判で横浜地裁近藤宏子裁判長は「精神面が未成熟・未発達で改善し更生させるのが相当」と指摘。 その上で、少年が「事件の重大性を自覚し向き合うためには第三者の根気強い綿密な働きかけが必要」などとして横浜家裁に移送する決定をしました。
検察側は懲役10年以上15年以下の不定期刑を求刑していました。
この少年をめぐっては、去年8月、横浜家裁が「犯行の悪質性などから刑事責任を問うことが相当である」として逆送し、横浜地検が起訴していました。