夜間騒音で睡眠不足、欠席児童も オスプレイ高江訓練激化 東村が抗議 - 琉球新報(2016年6月23日)

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【東】米軍北部訓練場の一部返還の前提条件として政府が新設した東村高江のN4地区のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)で連日、オスプレイが午後10時以降の離着陸を繰り返すなど訓練が激化している問題を受け、東村は21日、沖縄防衛局に電話で抗議した。防衛局は22日、村からの抗議内容を米軍へ伝えて配慮を求めた。村教育委員会への報告によると、地元の小中学校では夜間の騒音の影響で眠れず睡眠不足の児童らが欠席する例も出ている。
村企画観光課は、住民から「先週から夜の訓練が続いている。子どもが寝る時間帯に寝付けない」などの苦情があったことを踏まえ、防衛局に抗議した。
防衛局は取材に「米軍施設区域の安定的かつ円滑な運用のためには地域住民の理解と協力が重要なので、航空機の運用は引き続き地域住民の生活への影響が最小限となるよう配慮されるよう(米軍へ)強く申し入れた」と説明した。一方、夜間訓練の今後の見通しについては回答しなかった。
村や村議会はオスプレイの運用に関し、安全性が確認されていないとして反対を表明している。