<参院選>やさしい国って?(2) 「女性輝く社会」ほど遠く:栃木 - 東京新聞(2016年6月18日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201606/CK2016061802000167.html
http://megalodon.jp/2016-0618-1110-12/www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201606/CK2016061802000167.html

◆子どもの貧困に支援を
児童の一時預かり施設NPO法人理事長・畠山由美さん(55)=日光市
国の一四年度の調査では、高校まで全て公立の学校に通っても、教材費や塾などに総額五百万円以上かかっているとの結果が出た。
「せめて高校は義務教育にし、公立は無償化を。親は教材費や部活動費、修学旅行費でパンク寸前です」
◆当事者は声上げよう
DV被害者支援のNPO法人代表・仲村久代さん(68)=小山市
「あなたの悩みは、あなたのせいではない。社会に生きる、多くの女性の悩みなのよ」
待機児童問題で立ち上がった母親たちのように、当事者が声を上げることが、解決の一歩になると信じている。