舛添氏の「驚異的な粘り腰」の背景にあるもの(郷原信郎さん) - BLOGOS(2016年6月15日)

http://blogos.com/article/179637/

「第三者の弁護士による調査」が、自民党サイドから持ち掛けられ、それによって、辞任を回避するという話だったとすれば、その調査によって、辞任不可避な状況に追い込まれた舛添氏としては、「自民党に辞任を求められるのは納得がいかない」と思うのも無理はないように思える。
今回の問題は、根本的には、舛添氏の政治家としての姿勢・資質によるものだというのが当初からの私の見方であり(【舛添東京都知事の資質・姿勢に対する根本的な疑問】)、辞任に追い込まれたのは当然だと思う。
しかし、その舛添氏にこれまで手を貸し、利用しようとしてきた勢力にとっては、話は複雑であろう。
今後も混乱が続くことは避けようがない舛添都知事問題の背景にあるものを、しっかり見極めていく必要がある。