http://ameblo.jp/tamakiyuichiro/entry-12161119974.html
フランスの検察当局は、ブラック・タイディングス社を「汚職」と同時に「資金洗浄(マネーロンダリング)」の罪で捜査している。また、WADAの報告書には、「『マーケティング・コンサルタント業』が、不正な賄賂を隠す便利な隠れ蓑であるということは捜査当局間の共通認識である」との記載もある。これは、JOCが繰り返す「コンサルタント業に対する適正な対価であり問題ない」との説明が、いかに説得力のないものであるか鋭く指摘している。
大事なことは、形式上は合法的な商行為の対価のようにみえる資金が、実際には何に使われたのか、また日本側に、支払いの際、不法な買収行為に使われる可能性があるとの認識があったのかどうか、これらがポイントになるだろう。