可視化法案、今国会成立へ=参院法務委、19日に採決 −時事ドットコム(2016年5月12日)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051200943&g=pol

容疑者取り調べの録音・録画(可視化)や司法取引の導入を柱とする刑事訴訟法改正案が12日、今国会で成立する見通しとなった。参院法務委員会は同日の理事懇談会で、19日に採決することで与野党が合意した。同案は20日に参院本会議で可決され、昨年の通常国会でいったん可決した衆院に送付される運びだ。
刑訴法改正案は昨年8月に参院法務委に付託されたものの、旧民主党議員立法ヘイトスピーチ(憎悪表現)対策法案の優先処理を主張し、実質審議入りが今年4月まで遅れた。ヘイトスピーチ法案に関して与野党が修正合意したため、刑訴法改正案についても処理のめどが立った。