「国民怒りの声」設立で小林節氏が会見 - BLOGOS(2016年5月9日)

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9日、政治団体「国民怒りの声」の設立について、代表に就任する小林節氏(慶應義塾大学名誉教授・弁護士)が会見を開いた(司会は辻恵氏)。
小林氏は立候補を決意した理由について「心と票をもらってるんですよね。あの動きに刺激されました」と、バーニー・サンダース氏から大きな影響を受けたことを明かす。
また、「僕はこの党名が嫌なんですが、多数決で決まった。『制服向上委員会』の歌を聞いていたら、『国民の声』という言葉が飛び込んできた。いくら喋っても無反応の、あの虚しさ。だから僕にとっては『聴け国民の声』が良かったんです。でも我々には時間がないじゃないですか。短期間でキャッチするために、まずは『国民怒りの声』で。山を越えたら『怒り』を外そうと思っている。」とコメント。


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「空に向かって"公募"と声を掛けます」
「2/3をとらせないということが唯一の関心事」という小林氏。参院選に向けて、現時点の立候補予定者は自身のみだという。今後については「特定の方には声はかけません。空に向かって"公募"と声を掛けます」「短期決戦になると思うので、IT型選挙しかない。インターネットを使って発信していく」とした。
記者からの「野党への票が割れてしまう懸念があるのでは」との質問に対し、小林氏は「裾野を広げなきゃいけない。中間層の受け皿のようなものがなきゃいけない」「理想的な形で野党共闘が実現するのであれば、引っ込んで応援に回ることもある。」と回答。
さらに「SEALDsなどの市民団体に応援に入ってもらうか?」との質問に対しては「皆、行きがかりで立場とか組織を持ってるじゃないですか。そういうものと相談してやっていると時間がかかる。この2年間、イニシアティブについて喧嘩が起きたり、いろいろなもの見てきました。でも、このままで行ったら安倍暴走は止まらないんです。まずはとにかく旗を立てて、公平に、全ての人に参加してくださいと呼びかける」と述べた。