居場所と温かい食事を 下妻に来月「子ども食堂」:茨城 - 東京新聞(2016年4月28日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201604/CK2016042802000200.html
http://megalodon.jp/2016-0428-0918-32/www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201604/CK2016042802000200.html

一人親家庭などで一人で食事をすることの多い子どもたちに、食事と居場所を提供する「子ども食堂」が五月十九日、下妻市にオープンする。いばらきコープ生活協同組合と市社会福祉協議会が協力して運営する「ほぺたん食堂」。いばらきコープは「子どもだけでなく、大人も立ち寄れる場所にして、地域全体で食育に取り組んでいければ」と話している。 (原田拓哉)
子ども食堂は、NPO法人やボランティアなどが中心となり、全国各地で開設の動きが広がっている。生協が携わるのは、今回が初めてという。名称の「ほぺたん」は、コープネットグループの宅配サービスのマスコットキャラクター。
食堂は、関東鉄道常総線下妻駅近くにあり、市社協が運営する「コミュニティカフェぷらっとほーむ」の店舗内に開設する。市民の憩いの場にと、市が二年前に空き店舗を活用して整備した。一階はランチも楽しめる喫茶室、二階では高齢者向けのシルバー体操なども開かれる。
「ほぺたん食堂」は毎月第三木曜の夕方に開店。子ども一人百円、大人は三百円で食事ができる。食材はJAが無償で提供し、生協の組合員が調理する。一日当たり三十〜五十食を用意する。
社協は、食堂の運営と合わせて、今後、経済的な理由などから塾に通えない子どもたちに勉強を教える学習支援も計画している。地元の県立下妻一、二高の高校生たちと連携し、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりを進める。
いばらきコープは「ファストフードやコンビニ弁当ではなく、手づくりの温かい料理をみんなで囲む家庭のだんらんを再現したい」と意気込んでいる。
地域で子ども食堂を運営している人たちの連絡会「こども食堂ネットワーク」事務局は「個人で運営しているところもあり、正確な数は把握していないが、子ども食堂は全国で百五十軒ほどあるのでは」と推測する。山梨、長野両県を含めた一都八県の五十軒がネットワークに参加しており、茨城県内は四軒。