「国民は是非判断できる」 浅田次郎さん、放送法で持論 - 東京新聞(2016年4月2日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016040202000127.html
http://megalodon.jp/2016-0403-1059-25/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016040202000127.html

放送法を考える」と題した討論会が一日、東京都千代田区の日本記者クラブで開かれた。作家で日本ペンクラブ会長の浅田次郎さんや大学教授らが出席し、政府・自民党が放送への圧力を強めようとする動きへの批判や疑問の声などが上がった。浅田さんは「そもそも行政指導を受けないといけないような番組があるとは思わない」とした上で「日本国民はどんな報道に接しても自ら是非を判断できる知力があると思う。それでも支配者側が報道の自由を恐れてしまうのは、国民は愚か者という思想が前提にあるからではないか」と持論を述べた。