東京を不便にしない限り駄目 保育園問題めぐり、自民・務台氏が発言 - 東京新聞(2016年3月18日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201603/CK2016031802000142.html
http://megalodon.jp/2016-0318-0910-43/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201603/CK2016031802000142.html

自民党務台俊介衆院議員=長野2区=は十七日、国会内で開かれた会合で「『保育園落ちた』との話があるが、東京を便利にすると、ますます東京に来て子育てしようとなる。ある程度、東京に行くとコストがかかり不便だ、としない限り駄目だ」と述べた。
東京など都市部で深刻な待機児童問題の解消は不要とも受け取れる発言。子どもが保育園に入れない憤りを「保育園落ちた日本死ね」と書き込んだブログへの賛同が広がっているさなかだけに、波紋を広げそうだ。
会合は「行き過ぎた東京一極集中を打破する議員連盟」の設立総会。務台氏は途中退席し、ブログについて「本当に保育所に入りたくてやっているのか、安倍晋三首相が嫌いで言っているのか、よく分からない。実態を調べないといけない」と記者団に述べた。
待機児童問題への政府の対応についても「付け焼き刃でやるのは、長い目で見て本当にそれで成功するのかという気がする」と疑問を呈した。