樺太死亡者名簿を新たに入手 旧ソ連抑留で263人、厚労省 - 共同通信(2016年3月7日)

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終戦後に旧ソ連に抑留され樺太(現サハリン)で死亡した263人の名簿を、厚生労働省がロシア国立軍事古文書館(モスクワ)から新たに入手していたことが7日、同省への取材で分かった。他にも樺太北方領土などで抑留された日本人の記録が存在することも分かり、情報収集を進めている。
263人のうち89人は昨年4月に公表した約1万人の名簿などと重複しており、既に公表済み。他にも過去の資料と重複があるとみられ、厚労省は4月以降、精査した上で公表する。ロシア側には引き続き関連資料の提供を求める。
厚労省によると名簿はことし1月に入手した。