福島第1原発への地下水流入減らす「凍土遮水壁」工事完了へ - フジテレビ系(2016年2月10日)

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福島第1原発への地下水の流入を減らして、汚染水の発生量を減らす「凍土遮水壁」の凍結に向けた工事が、9日、全て完了する見通し。
凍土遮水壁は、1号機から4号機の原子炉建屋などを囲むように土壌を凍らせて、地下水の流入を防ぐもので、汚染水対策の柱の1つとされている。
これまで、345億円の国費を投じて、凍結に向けた工事や、実証試験が進められてきた。
東京電力によると、9日までに、山側に加えて、海側の工事も全て完了し、いつでも凍結できる態勢が整う見通し。
しかし、原子力規制委員会は、水位が逆転して、建屋の汚染水が外に漏れ出さないよう、地下水位の管理の徹底を求めていて、いまだに認可を得られていない。

「凍土遮水壁」凍結に向けた工事完了も、いまだ認可されず - FNNLocal(2016年2月10日)