野党批判、与党は戸惑い 首相の9条改正発言 - 東京新聞(2016年2月3日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016020301001848.html
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安倍晋三首相が3日の衆院予算委員会で「戦力の不保持」を定めた憲法9条2項改正の必要性に言及したことに関し、与党内に「安全保障関連法の成立で実質的に憲法は改正された。9条をいじる必要はない」(自民党の閣僚経験者)と戸惑いが広がった。民主党などの野党は首相発言を批判し、対決姿勢を強めた。
菅義偉官房長官は記者会見で「憲法改正に対する国民の理解と議論が深まるように(首相は)言った」と説明。「自民党は立党以来、改憲を党是としている」と強調した。
一方民主党岡田克也代表は記者団に「首相と憲法改正の中身を議論できる。楽しみにしている」と国会での追及に意欲を示した。