野党5党 参院選候補者の一本化模索 会談へ - NHK NEWSweb(2016年2月4日)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160204/k10010396481000.html
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夏の参議院選挙に向けて、民主党共産党などは、定員が1人の「1人区」を中心に野党側の候補者の一本化を模索していますが、各党間の話し合いは進んでいません。このため、4日に野党5党の幹事長と書記局長が非公式に会談し、今後の道筋を探ることにしています。
夏の参議院選挙を巡っては、民主党共産党、維新の党、社民党生活の党と山本太郎となかまたちの野党5党が、自民・公明両党に対抗するため、定員が1人の「1人区」を中心に候補者を一本化することを模索しています。
ただ、具体的な候補者調整では、共産党が安全保障関連法を廃止するための「国民連合政府」の樹立構想を前提としていることに、民主党が難色を示すなど、政策の違いや個別の選挙区事情などが絡み合って、各党間の話し合いは進んでおらず、全国に32ある1人区では、23の選挙区で野党側の候補者が競合しています。
こうした状況を踏まえ、野党5党の幹事長と書記局長が4日に東京都内で非公式に会談することにしていて、候補者調整に向けた各党の考え方や立場を改めて確認するなどして、今後の道筋を探ることにしています。
また、会談では、甘利前経済再生担当大臣の問題を今後どのように追及していくかや、民主党と維新の党が提出を検討している、企業や団体からの政治献金を禁止するための法案などについても、意見が交わされる見通しです。