http://www.asahi.com/articles/ASJ1X51TFJ1XPLFA008.html
http://megalodon.jp/2016-0129-0536-01/www.asahi.com/articles/ASJ1X51TFJ1XPLFA008.html
関西電力は２８日、高浜原発３号機（福井県）を２９日夕に再稼働すると発表した。東日本大震災後の新規制基準下では、九州電力の川内原発１、２号機（鹿児島県）に続き２カ所３基目の再稼働となる。高浜原発は全国で最も原発が集中する「原発銀座」に位置し、３０キロ圏内には約１８万人が暮らすなど都市部に近い。
関電は高浜３号機を２９日午後５時ごろに再稼働させる予定で、３０日午前６時前後には原子炉内で核分裂反応が続く「臨界」の状態になる見通しだ。２月１日に試験運転に入り、２月下旬の営業運転をめざす。
高浜原発がある福井県の若狭湾岸には、１３基の原発が並ぶ。高浜原発から３０キロ圏内には、福井、京都、滋賀の３府県１２市町があり、５０キロ圏には近畿１４００万人の「水がめ」琵琶湖や京都市もかかる。高浜原発で過酷事故が起きた場合、３０キロ圏の住民は福井、兵庫、京都、徳島の４府県５８市町へ避難することになるが、多くの自治体で受け入れ計画は整っていない。
福井・高浜原発3号機 29日再稼働を発表 - ANNnewsCH(2016年1月28日)
