「沖縄のみ負担は正常か 国民に問いたい」辺野古代執行訴訟始まる - 東京新聞(2015年12月3日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015120302000132.html
http://megalodon.jp/2015-1203-2100-09/www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015120302000132.html

米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先、名護市辺野古(へのこ)の埋め立て承認を翁長雄志(おながたけし)知事が取り消したのは違法として、国が撤回を求めた「代執行」訴訟の第一回口頭弁論が二日、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎(たみやとしろう)裁判長)で開かれた。翁長氏は意見陳述し、沖縄が過重な基地負担と犠牲を強いられてきた歴史を強調した。国は承認の適法性を主張し、迅速な審理終結を求め、県は訴えを退けるよう要求。国と県の異例の法廷闘争が始まった。