外国にルーツある子 進路の悩みや夢語る 15日に松戸で集い:千葉 - 東京新聞(2015年11月12日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201511/CK2015111202000196.html
http://megalodon.jp/2015-1112-0938-13/www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201511/CK2015111202000196.html

日本で暮らす、外国にルーツのある子どもたちの進路や将来を語り合う集い「本音で語ろう!外国人の子どもの進路」が十五日午後二時から、松戸市女性センターである。成長した「元子どもたち」が来日してからの進路にまつわる体験や将来の夢を話す。
母国で生まれた後、親の仕事関係で来日した場合など、子どもたちは言葉の問題から、高校や大学への進学はハードルになっている。同市のNPO法人「外国人の子どものための勉強会」が、子どもや親たちに先輩の経験を参考にしてもらい、市民にも現状を知ることで必要な支援を一緒に考えようと企画した。
千葉市を拠点に子どもたちの進路をサポートしているNPO法人「多文化フリースクールちば」の白谷秀一代表が基調講演で、子どもたちの進路選択と現状、支援の取り組みなどを話す。続いて、「聞いてください 私たちの声」と題して、同勉強会で学んだ若者ら五人が、来日時の夢や進路を決めた時の悩み、大学進学や就職を選択した思いなどを率直に語る。
定員先着七十人。参加無料。問い合わせは同勉強会=電047(345)2051=へ。 (飯田克志)