シールズ「安保法と辺野古は同根」 - 東京新聞(2015年11月6日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201511/CK2015110602000261.html
http://megalodon.jp/2015-1106-1648-08/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201511/CK2015110602000261.html

政府が沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に向けた埋め立て本体工事に着手したことを受けて、安全保障関連法に反対する学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」のメンバーらが六日、東京都内で会見し「安保法と新基地建設は、憲法の理念を揺るがす同根の問題だ。建設工事の中止を求める」と訴えた。
会見したのは東京で活動するシールズのほか、沖縄の学生らでつくる「シールズ琉球」と「シールズ関西」のメンバー四人。
東北と東海も含めたシールズ五団体の連名で抗議声明を出し、「県民の支持を受けた知事の措置を国家が不公正な手段でしりぞけるのは、憲法の掲げる地方自治の原則をないがしろにし、民主主義の根幹を否定する暴挙だ」としている。
辺野古を日本全体の問題と捉えようと、各地のシールズで十三、十四両日、新基地建設に反対する全国一斉行動も行う。
シールズ琉球の玉城愛さん(21)=名桜大三年=は「前知事の承認は沖縄県民の大多数の民意ではない。反対、と言っても民意が届かないこの国の在り方とは何なのか」と政権を批判した。