シールズら「安保法 違憲明らか」 立教大が会場使用拒否、法大で集会 - 東京新聞(2015年10月26日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015102602000122.html?ref=rank
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「安全保障関連法に反対する学者の会」と学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」が二十五日、東京都千代田区の法政大でシンポジウムを開いた。出席者から「安保法は廃止すべきだ」などの意見が相次いだ。
シンポジウムは「岐路に立つ日本の立憲主義、民主主義、平和主義」と題し、当初は立教大で開催する予定だったが、立教大が会場の使用申請を受け入れなかったため、法政大に変更した。主催者発表で約千三百人が集まり、会場は立ち見が出るほど混雑した。
今年六月の衆院憲法審査会で安保法案を違憲と指摘した長谷部恭男(やすお)早稲田大教授は「安保法は従来の政府見解との整合性がない。憲法九条に違反することも明らかだ。本来はこれで結論は出ている」と述べた。
シールズの中心メンバー奥田愛基(あき)さん(23)は「特定秘密保護法の時からずっとおかしいと思って活動してきた。大事なのは自分が今できることをやることだ」と訴えた。同じくシールズの千葉泰真さん(24)は「安保法が成立する様子に政治とは何か、誰のために行われるのか、疑問に思ったのは僕だけではないはずだ。安保法は認められない」と力を込めた。

学者と学生によるシンポジウム「岐路に立つ日本の立憲主義・民主主義・平和主義――大学人の使命と責任を問い直す」
【前半】

【後半】