「戦争なら芸術が動員される」 坂本龍一氏ら呼び掛け 東京芸大有志反安保法の会 - 東京新聞(2015年10月15日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015101502000140.html
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楽家坂本龍一さんら安全保障関連法に反対する東京芸術大の関係者でつくるグループが十四日、東京・上野のキャンパスで旗揚げ集会を開き、法廃止を訴える声が相次いで上がった。
グループは「自由と平和のための東京芸術大学有志の会」で、九月上旬に法案反対のアピール文を発表。呼び掛け人には卒業生の坂本さんのほか、同大で教壇に立つなどしている音楽家大友良英さん、劇作家平田オリザさん、作曲家三枝成彰(さえぐさしげあき)さんら約七十人が名前を連ね、九月二十六日までに約八百八十人が賛同した。
集会では、バイオリニストの玉井菜採(なつみ)准教授が「日本が戦争に足を踏み入れたり、表現の自由が奪われたりすることがないよう声を上げることが大事だ」と指摘。毛利嘉孝(よしたか)准教授は「戦争になると芸術が動員される」と懸念を示した。