辺野古取り消し 翁長氏「裁判通じ主張」 政府、きょうにも不服審査請求 - 東京新聞(2015年10月14日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201510/CK2015101402000125.html
http://megalodon.jp/2015-1014-0738-17/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201510/CK2015101402000125.html

沖縄県翁長雄志(おながたけし)知事は十三日午前、仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事による埋め立て承認を取り消すことを正式決定した後、県庁で記者会見した。
翁長氏は、仲井真氏の埋め立て承認に関し、県が設置した有識者委員会の検証結果を踏まえて検討した経緯を説明し「瑕疵(かし)があると認められた。取り消しが相当だと判断した」と説明。「これから裁判を通じていろんな場面で私たちの考えを申し上げ、あらためて出発していこうという気持ちだ」と法廷闘争に臨む考えを明言した。
菅義偉(すがよしひで)官房長官は十三日の記者会見で「法的に瑕疵はない」と反論。「普天間飛行場の危険除去と閉鎖は何としても実現したい」と新基地建設の方針は変わらないと強調した。