憲法9条に光当たって あすノーベル平和賞 候補の思い - 東京新聞(2015年10月8日)


http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015100802000234.html
http://megalodon.jp/2015-1009-0952-57/www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015100802000234.html

九日に発表されるノーベル平和賞で、相模原市の市民団体が推薦した「憲法九条を保持している日本国民」が昨年に続き、候補に入っている。取り組みを発案した主婦鷹巣(たかす)直美さん(38)らはこの一年、安全保障関連法を止めることが受賞につながるとの思いで活動してきた。安保法をめぐる議論で平和憲法の意義が再び問い直される中、「平和賞の受賞で九条に光が当たってほしい」と話す。 (寺岡秀樹)
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<「憲法9条ノーベル平和賞を」の活動> 2013年1月、鷹巣直美さんが「世界中の子どもたちを戦争から守りたい」との思いで1人で開始。同8月、九条の会のメンバーらと実行委を発足させ、「憲法9条を保持している日本国民」を受賞対象者にして、署名活動を中心に展開してきた。平和賞候補となるにはノーベル賞委員会に大学教授や国会議員らが推薦する必要があり、今年の推薦人は84人(うち61人が衆参両院の国会議員)。活動を支援する動きは海外にも広がっている。5日現在の賛同署名は67万6435筆。