岸田外相「当面、憲法9条改正考えず」 - TBSニュース(2015年10月6日)

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岸田外務大臣は、自らが会長を務める「宏池会」の研修会で、先月成立した安全保障関連法の必要性を強調した上で、「結果として、当面、憲法9条自体は改正することを考えない、これが私たちの立場だ」と語りました。
「今の国際社会で日本の国民の命や暮らしを守るために、今のままで本当にいいのか、何が足りないのか、しっかり議論する。今の私たちの憲法において、どこまでが許されるのか、その限界について、とことん議論していく。これも大切な議論だという風に思います。その結果として、当面、憲法9条自体は改正することを考えない、これが私たちの立場だと思っています」(岸田文雄外相)
また、岸田氏は、「宏池会の基本理念は、軽武装、経済重視だと言われるがそれは本質でない」「我々は特定の思想にとらわれることなく、リアルに政策を打ち出していく。基本的な立場を大事にしながら、時代の変化に対応すべく、したたかに生き残っていきたい」と語りました。
安全保障関連法の成立過程で出された「リベラル色の強い宏池会が十分な役割を果たしていない」という指摘に反論したものと見られます。