首相、PKO司令官の派遣に意欲 安保法受け国連演説 - 東京新聞(2015年9月30日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015093002000111.html
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演説で、首相は「日本には戦後七十年、世界の平和と繁栄のため努力を積んだ実績がある」として日本のPKOの実績を紹介。その上で「日本がこの先、PKOにもっと幅広く貢献できるよう、つい最近法制度を整えた」と説明する。
これに先立ち、首相は二十八日午後(日本時間二十九日未明)、国連本部で行われたPKOに関する首脳級会合で「多様化する業務に対応できるように法改正し、従事可能な任務が広がった」と述べた。
首相は「この一年、態勢整備に全力を挙げた。その第一が安全保障関連法制であり、さらなる貢献が可能になった」と強調した。安保法制の一つである改正PKO協力法では自衛隊の業務として「駆け付け警護」や巡回・警備などの治安維持活動、宿営地の共同防衛などが可能となった。