ラグビー日本代表が教えてくれたこの国の活路〜「純潔日本人主義」に未来はない! - 現代ビジネス(2015年09月26日)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45517

民族間で競争する時代ではない
もはや民族間で競争するような時代ではない。世界中から、70億人の中から、いかにいい人材を獲得できるか、が問われている。純潔日本人主義ではなく、"グローバル・オールスター"で競争する時代なのだ。
「日本、日本」「日本人、日本人」と言っている人が多いほど、皮肉なことに、日本はよくならない。国籍にこだわらず、国と心を開いて、世界中から人材を引っ張ってきて、彼らが思い切り能力を発揮できるように、当たり前に皆が英語を話すようにならないと、これからの日本は厳しい。
日本のことが大好きな外国人は多い。ただそれは、プライベートで旅行したり、出張の時に感じることであり、日本に家族を連れてきて働き続けるとなったら話は別だ。英語が通じず、子弟の教育場所も少なく、ビジネスで外国企業に障壁がまだまだ多い日本行きは、グローバル企業では「左遷人事」扱いになってきていることを忘れていけない。