2号機の核燃料 70%〜100%溶融か - NHKニュース(2015年9月26日)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150926/k10010248361000.html
http://megalodon.jp/2015-0926-0724-17/www3.nhk.or.jp/news/html/20150926/k10010248361000.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で放射性物質の大量放出が起きたとされる2号機について、名古屋大学などが素粒子を使って原子炉を透視した結果、核燃料の70%から100%が溶け落ちている可能性が高いことが分かりました。国と東京電力廃炉に向けてさらに調査を進めることにしています。
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今回の結果は事故のすさまじさを改めて示すとともに、核燃料がどこにあるかは廃炉に向けた最大の難関である核燃料の取り出しの工程に大きく影響するため、国や東京電力は年内にも別の装置で2号機を透視する調査を改めて行うほか、原子炉の周囲にロボットを投入する準備を進めています。名古屋大学高等研究院の森島邦博特任助教は、「2号機の原子炉には核燃料も水もほとんど残っていない可能性がある。今後の廃炉に向けて役立てて欲しい」と話しています。