エノラ・ゲイ元航空士が遺した、原爆の「過ち」と誓い 広島に原爆投下のB29に搭乗 - 日本経済新聞(2015年8月6日)

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO90168730V00C15A8000000/?dg=1
http://megalodon.jp/2015-0806-1508-38/www.nikkei.com/article/DGXMZO90168730V00C15A8000000/?dg=1

70年前の1945年8月6日、人類初の原爆が広島市上空でさく裂した。投下した米爆撃機B29「エノラ・ゲイ」の搭乗員12人のうち、最後の生存者だったセオドア・バンカーク氏が昨年、93歳で死去。上空から惨状を目撃した証人はいなくなった。当時24歳で原爆投下機の航空士を務めた同氏は戦後、原爆と戦争について何を考え、どう生きたのか。生前のインタビューに遺(のこ)した言葉をもとに振り返った。