安倍内閣、「支持しない」が上回る JNN調査 - (2015年8月3日)

http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/tbs-20150803-39215/1.htm
http://megalodon.jp/2015-0803-1115-54/news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/tbs-20150803-39215/1.htm

2012年12月の第2次安倍内閣の発足以降初めて、安倍内閣を「支持しない」人が「支持する」人を上回ったことが、JNNの世論調査でわかりました。
調査は、1日、2日に行いました。
それによりますと、安倍内閣の「支持率」は、前回の調査より4.6ポイント下がって46.1%、「不支持率」は前回より5ポイント上がって52.8%と支持率を初めて逆転しました。「支持できない理由」を聞いたところ、「政策に期待できない」が最も多く42%。「自民党を中心とした内閣だから」が24%と続きました。
安倍政権は安全保障関連法案を今の国会で成立させる方針ですが、この方針に賛成の人は30%、反対の人は61%でした。政府・与党が法案について十分説明しているかという質問には、84%の人が「不十分」と答え、与党支持者でも68%の人が政府・与党の説明を「不十分」と答えました。また、安全保障関連法案は憲法に違反していると答えた人は、52%でした。
原発の再稼働についても聞きました。鹿児島県の九州電力川内原発は、今月中旬にも再稼働する見込みですが、これに賛成の人は35%反対の人は57%でした。
また、総工費が2520億円に膨らんだ新国立競技場の建設計画の見直しをめぐり安倍総理の判断を評価するかどうかを聞いたところ、83%の人が「評価する」と答えましたが、見直しにいたるまでの政府の対応については80%の人が「適切ではなかった」と答えました。
安倍総理は今月、「戦後70年」の談話を出す予定ですが、村山談話や小泉談話に盛り込まれた「植民地支配と侵略」「痛切な反省」「心からのおわび」を明記すべきと答えた人は53%でした。